
浮島の森は和歌山県新宮市にある植物群落です

植物の遺体が多数集まって形成されたのが浮島で 水に浮くのは 水より比重の軽い「泥炭」から出来ているからだそうです。 浮島の森には 多くの植物が生育しているのですが 温暖な地方にありながら 北方系植物や亜熱帯系植物が生育していたりします。なかには 面白い名前の植物もあったり 背の高い木や水面に浮いている葉など いろいろ楽しませてくれます。様々な木は 鳥たちが運んできたそうですよ。

受付の所では 浮島のお話もしてくれるので

お話と、てらし合わせながら散策してみるのもいかがでしょうか

?入場料は100円でした。



浮島伝説(昔ばなし)
むかし「おいの」と言う美しい娘がいて この島に父と一緒に薪を採りに来たのですが お弁当を食べようとした時 箸を忘れた事に気づき枝を求めて娘が島の奥深くに入ってしまい 戻ってこないので父が探しに行ったのですが、娘は まさに大蛇に呑まれて 蛇の穴に引き込まれようとするところで 父は 気も狂わんばかりに驚き助けようとしましたが 島にある底なしの井戸に引き込まれてしまったというお話が残っています。